※自治体により運用や点数は異なります。本稿は自治体配布の「利用調整の基準(要旨)」をベースに、2児の父である筆者が初めて保活する人向けに手作りで噛み砕いて紹介した記事です。僕自身の体験やパパ友との会話を交えながらまとめています。公式情報は必ず募集要項や役所で確認してください。
目次
👶 はじめに
僕自身、最初に「保活」という言葉を聞いたときは「何それ?」状態でした。
妻と一緒に保育園見学に行って「先生の雰囲気いいね」とか、「園庭が広いからいいな」みたいな感覚ベースの判断ばかり。
でも実際の申込用紙には「基準数」「調整数」なんて言葉が…。
この記事では初心者でもわかるように、親目線でゆるっと解説します。
✅ まずは結論(要点3つ)
- 入所は点数制:父母それぞれの「働き方ポイント」を合算し、点数の高い家庭から順に内定。
- 特別枠が強い:育休明け復帰の「育休予約枠」、きょうだい特別入所、産前産後や長期入院等。
- 同点のときは細かい条件(就労日数など)で決定。自己都合の取下げ・保育料滞納はマイナス評価。
📊 入所選考の仕組み(ざっくり)
- 父母それぞれの働き方ポイントを算出。
- 合算して家庭の合計点に。
- 加点・減点ルールを反映。
- 特別枠 → 通常枠の順で調整。
※同点なら「就労日数」など細かい条件で決定。
📝 かんたんチェックシート(生活感バージョン)
数字より「生活イメージ」で考えてみましょう。当てはまるところにチェック!
- 👔 フルタイム:朝から夕方まで週5日(=月160h以上)
- 💼 ほぼフルタイム:週5日×7時間くらい(=月140h以上)
- 🕒 週5日×6時間(=月120h以上)
- 📅 週4日×6時間(=月100h以上)
- 🌸 週3日パート(=月80h以上)
- 🍀 週2日パート(=月48h以上)
- 🔍 今は仕事探し中(求職活動・月48h以上)
- 📖 学校や職業訓練に通っている
- 🤰 出産前後3か月以内
- 🧑🦽 病気・障がい/家族の介護がある
💡 加点例:きょうだい在園 / 保育士就労 / 単身赴任
⚠️ 減点例:自己都合の取下げ / 保育料滞納 / 不正
👨👩👧 一般的な家庭の判定例(パパの感覚コメント付き)
家庭例 | 状況 | 判定の目安 | パパのひとこと |
---|---|---|---|
① 共働きフルタイム | 父160h+/母160h+・0歳申込 | 最優先クラス | 「これは鉄板。人気園でも可能性大」 |
② 育休中→復帰予定 | 父フルタイム/母育休復帰予定・上の子在園 | 優先度高 | 「育休予約+きょうだい。安心感あり」 |
③ 片働き+パート | 父フルタイム/母週3日パート | 中〜低 | 「第1希望は落ちたという友人も」 |
④ 母が求職中 | 父フルタイム/母求職(月48h+) | 低 | 「最低ラインはあるけど、倍率が高い園は無理」 |
⑤ きょうだい在園 | 父母ともフルタイム/上の子在園/下の子0歳 | ほぼ確実 | 「うちもこのパターン。ほぼ安心」 |
📌 まとめ
最初は「園見学の雰囲気」や「口コミ」だけで決めそうになりますよね。
でも実際は役所は点数表で見ている。
口コミ+見学+点数表の三本柱で考えると、保活はグッと現実的になります。
この記事がその第一歩になれば嬉しいです。
⚠️ 法的・運用上の注意
- この記事は「2児の父」が体験と周囲の話をベースにまとめた解説です。専門家の助言ではありません。
- 点数や枠の取り扱いは自治体によって異なります。必ず最新の公式資料や窓口で確認してください。
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