【家計管理】不要口座を解約して気づいた!地方銀行“地銀の壁”のリアル

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妻に向けて、でも読んでいるあなたもきっと「あるある」

これ、実はうちの妻の話です。
不要口座を解約するために銀行へ行ったら、なんと2時間…。ぐったりしたけれど、やり切ったことで家計も頭もスッキリしました。

この記事は妻に向けて書いています。
でも読んでくださっているあなたの家庭でも「わかる~!」と共感できる部分がきっとあるはず。
今日は**不要口座を整理して浮かび上がった“地銀の壁”**について書いてみます。


不要口座は放置すると危険【マネーリテラシーの基本】

「別に使ってない口座なら放置でいいじゃん?」と思うかもしれません。
でも不要口座は持っているだけでデメリットの塊です。

  • 管理が面倒(通帳・暗証番号・キャッシュカード…全部増える)
  • 少額残高が“死蔵”して資金効率ダウン
  • 不正利用や相続のトラブルリスク
  • 下手をすると信用情報に影響

つまり「放置している時点で負け」。
不要口座の解約はマネーリテラシーの入口なんです。


中国銀行3口座を解約してスッキリ

まず整理したのは中国銀行。
妻の眠っていた口座と、子どもたちのお年玉用口座――合計3件を解約

別日で合計2時間かかりました。銀行の番号札を握りしめて待つ時間はまさに“苦行”。
でもやり切ったら一気にスッキリ。
子どものお金は住信SBI銀行の目的別口座に移し、家計の見える化も進みました。

「これで不要口座ゼロだ!」と思ったんですが……甘かった。


広島銀行というラスボス

残ったのは広島銀行
妻の前職で「給与振込は広銀指定」と言われて作らされた口座です。

退職した今は不要のはずなのに、水道代の引き落としが“地銀限定”
広銀じゃなくてもいいけど、結局どこかの地銀を持ってないといけない。

ネット銀行や都市銀じゃダメ。
これが地方あるあるの「地銀の壁」。

しかも2か月に1回の請求。
たった数千円のために、わざわざ地銀に入金しないといけない。

ネット銀行なら指先ひとつで残高確認も振替も完了するのに、地銀だとATMへ行列、通帳を繰り越す、紙で管理。
「令和の時代にまだ昭和やってんの?」と言いたくなるレベルです。


山口銀行という裏ボス

さらに出てきたのが山口銀行。
前々職で「山銀指定」で強制的に作らされた口座です。

福山市にも支店はあるけど、自宅から車で30分。
解約のためだけに半日潰れるとか、本気でナンセンス。

「存在するだけで邪魔」なのに、「解約するのも面倒」。
これが放置口座が溜まる最大の原因です。


新たな敵「ゆうちょ」

そして新しい仕事(業務委託)で指定されたのはゆうちょ口座

しかもこの口座、以前は妻の母が管理していました。
利用を始めるために名義や設定の関係で、わざわざ母に福山まで来てもらって再度手続きをしてもらう必要があったんです。

「いや、そこまでして口座作らせる!?」
地方の非効率を凝縮した出来事でした。


海外と比べると日本は遅れすぎ

少し海外に目を向けてみましょう。

  • ヨーロッパ:どの銀行口座からでも公共料金の自動引き落とし可能
  • アメリカ:公共料金はクレカ登録で自動支払い&ポイント還元
  • オーストラリア:銀行アプリからワンタップで完了

👉 日本は「水道代のために地銀に入金」。海外は「アプリで1分」。
この差、笑えません。


結論:100点は目指さなくていい

本当は証券口座をSBIに移して、三井住友カード積立に一本化するのが“100点最適化”。
でも妻は楽天モバイルを使っているし、楽天経済圏を捨てるのは非効率。

だから我が家はこう割り切りました👇

  • 住信SBI銀行:家計の“本丸”
  • 楽天銀行+楽天証券+楽天カード+楽天モバイル:経済圏活用
  • 広島銀行:水道代専用(地銀縛りのため)
  • ゆうちょ:業務委託の受け皿

完璧じゃなくても70~80点で十分。
資金はビュンビュン回る仕組みを作れば勝ちです。

楽天経済圏はこちら


“気持ち悪さ”に気づけたら、もう仲間

正直、勉強する前なら僕も“普通”にやっていたと思います。
通販サイトなら安い方で買うし、ポイントが貯まる方で買うし、
「契約するだけでポイントがもらえるならクレカ作ろうかな」となる。
地銀に口座を作っても、特に違和感はなかったはずです。

でも、マネーリテラシーを学んでいくと――
こうした行動の**“気持ち悪さ”**に気づくようになるんです。

  • ポイント欲しさにクレカを増やすのはリスク
  • 口座を増やすのは管理コストと不正利用リスクを増やすだけ

“お得”だと思っていたことが、実は“無駄”や“危険”。

そして、この“気持ち悪さ”に気づけたなら――
もうあなたも、こちら側の人間です。
つまり、マネーリテラシーに目覚めた仲間ということ。

次は不要クレカの解約を一緒に進めて、さらに家計をスリムにしていきましょう。

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