「育休予約」は“復職前提”。転職した瞬間に内定が消える落とし穴
※2025年12月最新|福山市の一次募集(一般申請+育休予約)は12月1日から提出開始
まず最初に…この誤解が毎年トラブルを生んでいます
育休中の保護者が「復職前提」で保育園枠を予約できる──
これが “育休予約” という制度。
便利ですよね。
ところが実は、ここに 見落とされがちな落とし穴 があるんです。
それは…
育休予約は、同じ会社に復職したときにだけ有効。
転職した瞬間に内定が消える。
という、とても厳しい現実。
この記事では、福山市の最新情報を踏まえながら
「何が危険で、どう対応すればいいか」を
“今日すぐ動けるレベル” まで分解して解説します。
【本日現在】申請書は配布済み。一次募集は12月1日から提出開始
福山市では
- 11月21日:申請書 配布開始
- 12月1日:一次募集(一般申請+育休予約)提出開始
という流れで今年の保活がスタートしています。
ただし、ここで絶対に知ってほしい注意点があります。
🔸① 提出日は保育所ごとに異なる(統一日ではない)
福山市は園単位で提出日を指定しているため、
「12月1日だから提出できる」と思って園へ行くと断られる ケースがあります。
🔸② 在園児は“今通っている園の先生の指示”が最優先
兄弟がすでに在園している場合、提出日などは園の先生の指示に従ってください。
👉 必ず現在の保育所の先生に提出方法・日程を確認してください。
📌「全体像をまず知りたい」人はこちら
この記事は“育休予約の落とし穴”に特化していますが、
福山市の保活は制度そのものが複雑です。
時間を節約したい方はまずこちら👇
👉 【2026年度版】福山市の保活スケジュールと準備まとめ
https://taikipapa.com/fukuyama-hoikatsu-2026/
読むと、「いつ・何をすればいいか」が一発で整理されます。
最大の落とし穴
転職した瞬間、育休予約は“復職扱いではなくなる”
たとえば、こんなケースがあります。
リアルすぎる実例
「育休明けに18時お迎えは無理。
今の会社は19時までだから、もっと早く帰れる会社に転職しよう…」
これ、すごく前向きで合理的な判断ですよね?
でも行政上は…
転職=復職ではない(=退職+再就職扱い)
そのため、
- 就労証明書が出ない
- 「復職実績なし」扱い
- → 育休予約の内定が取り消しになる
という流れが確定します。
しかも、この取り消しは
「市役所に相談しても覆らない」レベルで厳格 です。
なぜ取り消される?行政の仕組みはこうなっている
育休予約が内定した後も、自治体は
- 復職予定日までに
- 就労証明書(復職を証明する書類)を提出する
ことを必須条件とします。
しかし転職先は、復職日にまだ働いていません。
そのため行政はこう判断します。
「復職する予定が実現していない」
→ 内定取消し
制度上、そういう仕組みになっています。
よくある誤解と正しい理解
| よくある誤解 | 実際 |
|---|---|
| 予約すれば必ず入れる | 復職できなければ取り消し |
| 転職しても“復職扱い”される | 行政上は退職+再就職扱い |
| 空きがある園なら問題ない | 申込資格が消えた時点で不可 |
| 育休明けだから点数は有利 | 点数より「復職証明」が最優先 |
この誤解は本当に大きい。
毎年ここでトラブルが起きています。
「じゃあ途中入園に切り替えればいい?」
途中入園を検討するなら、空き状況の変動を理解しておく 必要があります。
こちらで毎月更新しているので、
現実的な“入りやすさ”を把握できます👇
👉 【2025年版】福山市 保育所等の空き状況まとめ
https://taikipapa.com/fukuyama-hoikusho-2025/
途中入園は“入れる月・入れない月”が極端に分かれるので要注意。
制度そのものを深く理解したい人はこちら
点数・A票/B票・加点の仕組みなど、
「制度の理解が弱いと落ちるリスク」が高くなります。
基礎から整理したい人は👇
👉 【2026年度】福山市の保育園入園のリアル(点数・注意点)
https://taikipapa.com/fukuyama-hoikuen-2026/
読めば迷いが減ります。
今回の内容と最も密接な記事はこちら
育休予約・一次募集の提出タイミング・必要書類など、
“今日動く人”が読むべき必須記事👇
👉 【2026年度4月】福山市 保育園申し込みと育休予約の流れ
https://taikipapa.com/fukuyama-hoiku-2026-01/
今日やるべきこと(これが最重要)
育休予約の誤解は、1つの判断ミスで1年の保育を左右します。
だからこそ、今日すぐに確認するべきことはこれ👇
✔① 復職先は今の会社で間違いないか?
少しでも「転職したいかも」と思っているなら、
育休予約よりも職場選びと働き方設計が先です。
✔② 転職を決めたなら、市役所に“即確認”
ケースによっては申込の組み直しが必要。
✔③ 提出日(園ごとに違う)を必ずチェック
出遅れ=一次募集から漏れるという意味です。
✔④ 在園児がいる場合は、必ず園へ確認
兄弟ルートはミスが多いため、避けたいトラブルNo.1。
まとめ:「育休予約」は便利。でも誤解すると危険
育休予約は、家庭の生活を支える本当に良い制度です。
しかし “復職前提”という大前提を外した瞬間に資格を失う という、
非常にシビアな側面も持っています。
12月は保活の勝負月。
制度を正しく理解し、
今日できる準備から進めていきましょう。


コメント
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