これ付加保険料じゃん!ってなった話

FP

【FP目線で見る保険営業】「あ!付加保険料だ!」

昨日、会社に保険の営業のお姉さんがやってきました。
颯爽と、営業スマイルと資料を手に。

「やばい…敵だ…!」
思わず、目をそらしてパソコンに視線を送る私。
まるで敵キャラに遭遇したモブキャラのように。

でもどうやら、今回のターゲットは私ではなく、私の上司。


上司の営業対応力に感服

私の上司はというと、まさに「営業マンの鑑」。
慣れた様子で、「いつもお世話になってま〜す」とニコニコ。
軽快に会話を繰り広げるその姿に、プロの余裕を感じました。

でも心の中では思ってしまった。

「あ…保険、入ってるんだ……」


保険=敵!?FP受験生の脳内はこうなる

実は私、4月26日にFP3級の試験を受験予定
学科試験は過去問もいい感じで、概ね合格点に届くようになってきました。

が!
実技試験が、どうも調子が悪い……。
問題文の言い回しに迷ったり、計算を何度もやり直したりで、苦戦中。

そんなタイミングだからこそ、保険営業への警戒心も強まっているのかもしれません。


魅惑のお菓子と飴ちゃんコーナー

その営業のお姉さん、手ぶらでは帰りません。
お土産に、なかなか高級感のあるお菓子。
さらに、受付には「ご自由にどうぞ」と飴ちゃんコーナーが設置されていました。

「な、なんて心配りのできる方なんだ…!」

…と思いかけましたが、
その瞬間、私のFP脳がビビッと反応。


「あっ!付加保険料だ!!」

▼保険料の中身、ざっくり解説!

  • 純保険料
     → 保険金支払いの原資。いわば“本体部分”。
  • 付加保険料
     → 営業費用・人件費・パンフレット代・システム維持費など、“保険を売る側のコスト”。

そう、このお菓子も、飴ちゃんも、
もしかしてその「付加保険料」から出てるんじゃないか??

と思ったらもう、見え方が全然違う!


🍪風刺:それ、あなたのお金で買われてます

「ご契約ありがとうございます😊」
そう言って渡されたお菓子の箱。

でも私にはこう見えました。

「あなたが払った保険料で、このお菓子買いました🍫」

自分のお金で買ったものを、
再びラッピングされて渡されるような…
不思議な“ありがたみ”。

まるで、

  • 銀行が利息でくれたタオルに「手数料込みです」と言うような
  • スーパーがあなたが買った野菜を「サービスです!」と言ってもう一度渡してくるような

そんな風に感じてしまうのは、FP受験生だからこそかもしれません。


知ることで“見えすぎてしまう”世界

FPの勉強をする前は、
営業さんの気遣いに素直に「ありがたいな」と思っていたかもしれません。

でも今は、
「このお菓子、営業経費か…つまり付加保険料や…」
とまで考えてしまう。

知識は武器だけど、同時に「見えすぎること」の代償でもある。


🎓まとめ:保険のお菓子は誰のもの?

契約者が払ったお金が、姿を変えて返ってくる世界。
それが良いとか悪いとかではなく、
「仕組みを知っているかどうか」で判断が変わるという話。


✏️FP3級試験、いよいよ4月26日!
📘学科は順調、実技が…泣
🍬飴ちゃん、おいしくいただきました。付加保険料の味がしました。


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