新入社員とのリアルな会話から
「車って持っていた方が安心ですか?」──支店に配属されたばかりの新入社員から、そんな質問を受けました。
僕が伝えたのはシンプルな数字。車の維持費を資産形成に回せば、30年で5,000万円になるという話です。
そのとき気づきました。
新入社員にこそ「お金の使い方で未来が変わる」という基本を伝えなければならない、と。
毎日10個の卵の法則
想像してみてください。あなたが毎日、ニワトリから10個の卵をもらえるとします。これが「給料」です。
- 9個は食べてもいいし、遊びに使ってもいい。
- でも1個だけは必ず残す。
この習慣を続ければ、やがてカゴの中は卵でいっぱいになります。
つまり収入の1割を貯蓄することが資産形成の出発点なのです。
全部食べる人の未来
10個すべてを食べてしまうと、翌日はまたゼロから。病気や失業があれば一瞬で行き詰まります。
1個残す人の未来
残した卵はヒナになり、やがて新しい卵を産みます。これはまさに「投資信託」や「NISA」でお金がお金を生む仕組みと同じです。
10年後、同期の誰よりも安心して暮らしているのは、卵を1個残した人です。
『バビロンの大富豪』が教える黄金律
この考え方は古代バビロニアの知恵をまとめた名著『バビロンの大富豪』にも登場します。黄金律はただひとつ。
収入の十分の一を貯蓄せよ。
僕もこの本を読んで「まず1割を残す」習慣を始めました。そこからNISA・投資信託へ自然にステップアップ。もし新入社員の頃に知っていたら、もっと早く未来を築けていたはずです。
漫画版もあり、活字が苦手な人でも1時間ほどで読めます。最初の一歩に最適です。
『バビロンの大富豪』をお得に読む方法
せっかく資産形成を学ぶなら、本の買い方から工夫しましょう。
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漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す黄金法則
定価1,500円の本をメルカリで1,300円で購入 → 読んだら1,000円で再出品。
実質300円で未来の教科書を読める計算です。
お金の本を、お金をかけずに学ぶ。これも資産形成の第一歩ですね。
まずは今日からできる一歩
初任給20万円なら、まず給料日に2万円を別口座へ移す。これだけでいいんです。
1年で24万円、5年で120万円。積み上がった卵はやがて人生を守る力になります。
未来の家族を守れるかどうかは、今日の1割にかかっています。
“全部の卵を食べない”――これが新入社員に伝えたい、資産形成のもっともシンプルで、もっとも強いルールです。
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