これまで毎月の給与明細を公開してきましたが、今回はシリーズ初の「賞与編」です。
ただし、今回は少し特殊な事情があります。
評価対象となる2024年10月〜2025年3月のうち、ほぼ育休を取得していたのです。
正直「出ない」と思っていた。なのに支給された
在籍期間はわずか1ヶ月と少し。
評価も何もないだろうと思っていたし、支給ゼロでも不思議じゃないと思っていました。
だからこそ、実際に20万円台(手取りで18万円台)の賞与が支給されたとき、ありがたいという気持ちがまず浮かびました。
「ちゃんと戻ってこれたんだな」と。
制度に守られていたという実感が、なによりうれしかった。
育休は損?そんなわけない。
よく聞きます。
「育休なんて取ったら収入減るし、評価も下がるし…」
でも、それって表面だけを見た思い込みじゃないでしょうか。
収入が減るのは事実です。でもそれと同時に、保育料や税負担が軽くなる場合もあります。
我が家の例:
- フルタイム共働き時:保育料 月6万円
- 夫婦とも育休中:保育料 月1万円
差額5万円 × 6ヶ月 = 30万円の支出減
つまり、育休にはお金で測れないメリットもたくさんある。
「男は仕事・女は育休」なんて時代錯誤
いまだに、「男性育休は前例がない」と言われる会社も多い。
でも、制度はすでにある。取れるのに取らないのは、あまりに損。
僕が嫌なのは、「今の時代やねぇ〜」と他人事で流す空気。
子育ては、夫婦でするものです。
仕事も家庭も、両方に向き合える社会の方が、絶対に良い。
賞与が支給された。それだけで前を向けた
僕はこの1ヶ月、正直なところ評価されるほど働いていない。
それでも会社は賞与を支給してくれた。
それってつまり、「育休を取っても、あなたの存在はここにあるよ」と言われたような気がしたんです。
だから僕も、ちゃんと仕事で返していきたいと思った。
この記事を読んだあなたへ
もし今、育休を取るかどうか悩んでいるなら、僕はこう伝えたい。
制度があるなら、前例なんて気にしなくていい。
あなたのために、そして家族のために使ってほしい。
選択肢を知ることで、見える景色は変わります。
この記事が、誰かの背中をそっと押せたらうれしいです。
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