【保存版】労災保険とは?通勤中の事故も対象!会社員のための最強保険を解説

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これはトム・クルーズではありません。日本の会社員です。

納期前、無理な出張スケジュールで、地方空港からの出発にギリギリ間に合わず……ついに飛行機のドアにしがみついて出社しようとしているところです。

──もしこの状態で手をすべらせて落下したら?

はい、労災です。

……と、これはさすがにフィクションですが、現実の職場でも「そこまでやらんでも…」という働き方が、案外身近にあるのが日本。

だからこそ、「自分の身を守る制度」=労災保険を知っておくことは超重要なんです。

この記事では、

  • 労災保険とは何か
  • どんな時に使えるのか
  • どれくらいお金が出るのか

を、“笑って学べるノリ”でわかりやすく解説していきます。


え、労災って「保険」なの?

「労災ってさ、仕事中にケガしたら使えるやつでしょ?」

そう思ってる人、多いと思います。僕もその一人でした。

でも実は、「労災」って正式には『労働者災害補償保険』といって、れっきとした保険制度なんです。

業務中や通勤中に起きた病気・ケガ・後遺障害・死亡などに対して、国から給付が行われる仕組み。

つまり、“もしもの時”に備えて国が用意してくれてるセーフティネットなんですね。

「保険!?」って聞いて解約したくなったあなたへ(小声)

え?保険!? 解約しなきゃ!って思ったあなた。

それ、もはや嫌保険家、いや、資産形成マンです。

でも安心してください。

この“労災保険”、いわゆる民間の保険と違って、会社(事業主)が全額負担してます。

つまり、あなたは1円も払ってないのに、しっかり守られてる保険なんです。


どんなときに労災は使える?

業務中のケガや事故

現場での骨折、工場内での事故など、明らかに「仕事中」のケガは対象。

通勤中の事故

自転車通勤中の転倒、駅の階段での転倒なども対象。これ、知られてないけど超重要。

意外と知られてない!通勤の“寄り道”は対象外

たとえば:

  • コンビニで肉まん買ってる → 労災対象外
  • 肉まん買い終えて駅で転倒 → 労災対象

そう、子どもの頃のあの言葉を思い出して:

「帰るまでが遠足です。」

それと同じで、

「会社に向かう、または帰る“正規のルート”に戻るまでが通勤災害の対象です。」

保育園の送迎は?→条件付きでOK!

  • 毎日のルートに組み込まれていれば「合理的な経路」として認められることがある
  • 一時的・突発的な寄り道はNGになるケースあり

「育児中のパパママにこそ知ってほしい」通勤災害のリアルです。


もらえる補償ってどれくらい?

  • 療養補償給付:治療費は全額補償(自己負担ゼロ)
  • 休業補償給付:仕事を休んだ場合、給料の80%相当が支給される
  • 障害補償・遺族補償給付:障害が残った場合や死亡した場合も補償あり

雇用形態に関係なく、守られる制度

「でも私はアルバイトだし…」
「派遣社員だから関係ないでしょ?」

いえ、労災保険の対象は“すべての労働者”です。

  • 正社員
  • パート・アルバイト
  • 派遣社員(派遣先での事故でも対象)

「雇用形態に関係なく、守られる」それが労災保険。


会社員って実は、すごく守られてる

  • 労災保険(仕事・通勤)
  • 健康保険(病気・ケガ)
  • 傷病手当金(私病で休職時の補償)

この3つがそろってるから、民間保険に入る前に「今の制度でどこまで守られてるか」を知っておくことが超重要。

つまり、「保険に入る前に保険を知れ」です。


FP3級チャレンジ!あなたは正解できる?

Q1. 労災保険は、次のうち誰に適用される?

  • A. 正社員のみ
  • B. パート・アルバイトを含む、すべての労働者 ✅
  • C. 派遣社員を除く契約社員まで
  • D. 経営者とその家族

Q2. 通勤途中に寄り道してケガをした場合、労災の対象となるのはどれ?

  • A. コンビニで買い物中に転倒した
  • B. 寄り道後、正規ルートに戻ってからケガをした ✅
  • C. ドライブ気分で遠回りしていたら事故った
  • D. 会社の近くで昼寝していたら日射病に

Q3. 労災保険からの「休業補償給付」の支給内容として正しいのは?

  • A. 給料の100%を補償
  • B. 3日間の待機期間を含む
  • C. 会社都合でない限り支給されない
  • D. 4日目以降、給料の約80%が支給される ✅

まとめ|“人ごと”やと思ってたけど…

今日、社内で実際に労災が起きた。正直、他人ごとやと思ってたけど、事故は本当に突然やってくる。

だからこそ、「知ってるだけ」で守れることがある。

労災保険はその一つ。

月額0円。国が用意してくれてる“最強の保険”。

会社員のうちにしか使えないかもしれない。明日は我が身。今のうちに、知っておこう。


🎬おまけ|あの“本物の男”の労災シーン(?)がまた帰ってくる!

この記事の冒頭でイジらせてもらった、飛行機にしがみつくあの人──そう、トム・クルーズ

2025年にはシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO』が公開予定です。

映画.comニュース(2025年5月19日)

彼の命をかけたスタントは、保険適用かどうかはともかく……

あなたは労災保険、ちゃんと守られてます。

映画を見る前に、制度もチェックしておこう。

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