わかってたのに。
「鼻吸い器は奥まで入れすぎると粘膜を傷つける」って。
知ってた。でも——
🍼苦しそうな娘を前に、「つい」やってしまった
8ヶ月の娘。
その日は明らかに鼻の奥で「ズズズ…」って音がしてた。
口呼吸になって、寝にくそうで、ぐずってて。
「これは取ってあげなきゃ」
そう思って、電動鼻吸い器を手に取った。
最初は浅めに吸った。
でも出てこない。
まだ奥にいる気がする。
それで——
つい、奥まで入れてしまった。
💥出てきたのは、鼻水じゃなくて「鼻血」だった
娘がびくっとして、泣いた。
見たら鼻の穴に赤い血が。
粘膜が切れてた。
自分でやったんだと思うと、心がギュッとなった。
🧠「知ってたのに…」っていう後悔
・赤ちゃんの鼻はデリケート
・電動の吸引力は想像以上
・粘膜は少し触れただけで出血する
どれも知ってた。
でも、“いま苦しそうな子ども”を前にして、冷静じゃいられなかった。
✅医師に聞いた「安全な鼻吸い器の使い方」
小児科の先生が教えてくれたこと:
- 吸引は 片鼻あたり数秒でOK
- 吸い口は 奥まで入れすぎない(入口から数mmで十分)
- 強く押し当てない(軽く添えるだけ)
- 1日1〜2回程度でOK、無理に出そうとしないこと
- 鼻血が出たときは、しばらく吸引中止+様子見
🍼 我が家が実際に使っている鼻吸い器はこちら!
我が家では定番の「メルシーポット(電動)」を使っています👇
正直に言うと——
赤ちゃんは毎回めっちゃ嫌がります。
でも、鼻づまりで眠れないほうがしんどいから、
必要最低限だけ、サッと吸うようにしてます。
🛠 我が家の対策(嫌がる前提)
- 赤ちゃんは絶対に嫌がる前提で準備(タオル・ティッシュ・片手抱っこ体勢など)
- 吸うのは手前だけ&数秒だけ
- 出なければ無理に粘らない・泣いてたらやめる
- 「全部出し切らなくてもいい」と割り切る
「100点の吸引」より「機嫌悪くしない50点」の方が、
今は育児的に正解だと思ってます。
👧2歳になった長女の変化
実は、あんなに泣いて嫌がってた長女が、
最近は自分から「ちゅーして」って鼻吸い器を持ってくるようになりました。
最初は嫌な記憶しかなかったはずなのに、
必要なものだって理解してきたのかもしれない。
「鼻ちゅー」って呼んで、ニコッとする顔を見ると、
なんだか救われる気がします。
❗ただーーー!!!
乳児の吸引には、本当に気をつけてください。
鼻が小さいぶん、粘膜も繊細で傷つきやすい。
電動の吸引力が強すぎたり、奥まで入れすぎると、
あっという間に鼻血になります。
🙌でも、やってしまった人へ
私もやりました。
「やりすぎたかも」「可哀想なことをした」って思いました。
でも、
やってしまったことは、もう仕方ない。
大事なのは「次どうするか」。
この記事が、
同じように悩んでる誰かに届いて、
「じゃあこうすればいいんだ」と思えるきっかけになったら嬉しいです。
だから——
無理しない。泣かせすぎない。
でも、苦しそうだったらやってあげてもいい。
“ちゅーして”って笑う日が、きっと来るから。
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