【大きな買い物が生む金銭感覚の歪み:マイホーム購入者がアルファード残クレ&ゴールドカードに手を伸ばす心理】

資産形成

「家賃はドブに捨てるようなもの!」と熱弁する人が、アルファードの残クレ金利という名の見えないドブには大金を捨てる矛盾。

本稿は、マイホームやアルファードといった高額な買い物自体を否定するものではありません。夢の実現は素晴らしいですが、購入方法やタイミングによっては将来の家計に影響を与える可能性があります。

夢のマイホームを手に入れた高揚感の陰で、なぜか人は次々と新たな消費行動に走りがちです。「フラット35でマイホームを買う人は、新車のアルファードを残価設定クレジット(残クレ)で買い、クレジットカードはゴールドカードを使いがち」という偏見の裏には、大きな買い物が生む金銭感覚の歪みが潜んでいるのかもしれません。今回は、この偏見の裏にある現代の資産形成における落とし穴と、マイホーム購入がもたらす金銭感覚の麻痺について考察を進めていきます。

リセールバリューは期待薄? マイホーム購入の現実

夢のマイホーム。家族との幸せな暮らしの基盤となる一方で、冷静に考えると、資産形成という観点からは必ずしも有効な手段とは言えません。もちろん、立地条件や築年数によっては価値が上がる可能性もゼロではありませんが、一般的には、購入時の諸費用や固定資産税、修繕費などを考慮すると、売却時に購入金額を大きく上回ることは稀です。

特に、郊外に新築戸建てを購入した場合、将来的な人口減少や建物の老朽化により、リセールバリューが大きく下がるリスクも考慮する必要があります。「家賃を払い続けるのはもったいない」という意見も理解できますが、持ち家には持ち家のコストがかかることを忘れてはいけません。

**「子どものために家を買う」**という親心も理解できます。しかし、親が家を購入してから30年近く経過した後、子どもがその家を受け継ぐことを考えると、子ども目線からすれば、築30年ほどの家は必ずしも魅力的な資産とは感じられないのではないでしょうか。最新の設備や間取りとはかけ離れている可能性もあり、大規模なリフォームが必要になるかもしれません。親世代の価値観と、子世代のニーズが合致するとは限らないのです。

巧妙な借金? 新車アルファードを残クレで買うという選択

そして、今回の偏見の中心となる「新車アルファードの残クレ購入」。憧れの高級ミニバンを手軽な月々の支払いで手に入れられる魅力的なシステムに見えますが、その実態は**数年後の残価を据え置いた、いわば「借金」**です。

契約期間満了時には、

  • 残価を一括で支払う
  • 車両を返却する
  • 新しい車に乗り換える

といった選択肢がありますが、いずれを選んだとしても、手数料や追加費用が発生する可能性があります。特に、走行距離が多かったり、車の状態が悪い場合は、高額な追加請求が発生することも珍しくありません。

トータルで考えると、通常のローンで購入するよりも金利手数料の分だけ支払総額が高くなることがほとんどです。「毎月の支払いが安いから」という安易な理由で残クレを選ぶことは、将来的な経済的負担を増やす可能性があると言えるでしょう。

金銭感覚の麻痺? 大きな買い物と小さな借金

では、なぜ「フラット35でマイホームを買う人は新車のアルファードを残クレで買う」という偏見が生まれるのでしょうか?

その背景には、マイホームという人生における最大の買い物の一つを経験することで、金銭感覚が麻痺してしまう可能性が考えられます。数千万円という金額が動く中で、数百万円の車のローン、しかも月々の支払いが数万円程度に抑えられる残クレが、相対的に小さく感じられてしまうのではないでしょうか。

また、マイホームを買うような層は、残価設定クレジットでアルファードを購入したり、クレジットカードをゴールドカードに切り替えたりしがち、という偏見も耳にします。 大きな買い物による高揚感や、ある程度の経済的余裕が生まれたと錯覚することで、本来であれば慎重になるはずの車の購入やクレジットカードのグレードアップにも抵抗感が薄れてしまうのかもしれません。

「マイホームも買ったし、多少無理しても憧れのアルファードに乗りたい」「せっかくだから、クレジットカードもゴールドにしてみようか」

そんな心理が働き、本来であれば慎重に検討すべき車の購入やクレジットカードの選択を、勢いで決めてしまうのかもしれません。しかし、マイホームのローン返済に加えて、車のローン(しかも将来的な負担が不透明な残クレ)や、年会費のかかるゴールドカードの利用は、家計にとって大きな負担となる可能性があります。

夢を追うことと資産形成の両立

もちろん、フラット35でマイホームを購入し、計画的に貯蓄も行い、無理のない範囲でアルファードを残クレで購入する人もいるでしょう。しかし、この偏見は、夢を追いかけることと、将来のための資産形成という、異なる方向性を示唆しているように感じられます。

どちらを選ぶかは個人の自由です。しかし、それぞれの選択がもたらす長期的な影響をしっかりと理解しておくことが重要です。今回の偏見をきっかけに、私たちは改めて自身のライフプランと 家計状況 を見つめ直し、後悔のない選択をしていきたいものです。

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まとめ

本稿では、マイホーム購入後にアルファードを残クレで購入したり、クレジットカードをゴールドカードに切り替えたりしがちな心理の背景にある、金銭感覚の歪みを考察しました。

マイホーム購入は大きな夢ですが、資産形成の観点からは慎重な検討が不可欠です。高揚感から安易に高額なローンや契約を結ぶと、将来的な家計を圧迫する可能性があります。「家賃は無駄」という考えに捉われず、住宅ローン、車のローン、クレジットカードの利用全体を見直し、賢い選択を心がけるべきです。

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本稿は、夢を追いかけること自体を否定するものではありません。しかし、将来の経済的な安定を損なうことのないよう、賢明な判断をすることの重要性を改めて提起するものです。 夢の実現と安定した生活の両立のため、今一度自身の金銭感覚を見つめ直すことが重要です。

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