育児の話、なんで「夜泣きどう?」ばっかり?
「保育園、どう?」「決まった?」
「離乳食の進み具合は?」「検診順調?」
そういう会話が育児トークじゃないの?って思うんです。
でも、なぜか聞かれるのは毎回これ。
「夜泣き、しんどくない?」
……いや、それしか話題ないん?
こっちはもう全部やってんのよ。
夜泣きしか経験してないから、それしか出てこないんでしょ。
つまりそれって、育児してなさすぎ。
ちなみに、我が家は夜泣きゼロです。
そしてそれは、“偶然”じゃない。
育児=夜泣きという思い込み
「赤ちゃんは夜泣きするもの」
そう思ってる人、多いですよね。でもそれって、
- 夜泣きがつらかった自分の経験
- 周囲のママ友の苦労話
- SNSの「寝ない子どもあるある」
こういう“しんどかった体験の集合体”から生まれた価値観なんじゃないかって、思うんです。
でも、夜泣きは「当たり前」じゃない。
ちゃんと対策すれば、ない家庭もある。うちはその実例です。
1人目育児はうまくいかなかった
最初からうまくいってたわけじゃありません。
1人目のときは、いろんな場所に出かけていました。
- 車で地元に帰省
- 急に思い立って隣県まで外出
- 赤ちゃんは寝たい時に寝るでしょ?と自由に行動
でも、その結果どうなったか。
夕方になると毎日ギャン泣き。
何をしても泣き止まない。
そう、“黄昏泣き”です。
ちなみに、黄昏泣き知らない人、育児してない説。
この経験から、「生活リズムって大事なんだ」とようやく気づきました。
保育園のスケジュールを“家でも”再現した
2人目が生まれてからは、考え方をガラッと変えました。
特に保育園が決まってからは、家でも園のスケジュール通りに動くようにしました。
- 昼ごはんは11:00
- お昼寝は12:30ごろ
- おやつは15:00
- 夜ご飯〜お風呂〜寝かしつけまで毎日同じ流れ
最初はホワイトボードに分単位でスケジュールを書いて、それ通りに動いてました。
めちゃくちゃ大変だったけど、やっていくうちに自然とルーティンができてきた。
そして、その頃から夜泣きは明らかに減っていきました。
うちの“夜泣きゼロ”ルーティンまとめ
今うちがやってるのは、こんな感じの生活。
- 昼寝・食事・風呂・就寝、すべて時間固定
- 昼間は外遊び・関わる時間をしっかり確保
- テレビ・動画は見せるけど、寝る時間になったらきっちり終わらせる
- 寝室は完全に真っ暗。眠りの環境づくりも徹底
特別なことはしていません。
でも、これを“毎日欠かさずやる”のが最大のポイント。
うまくいかない日もある。それでも“仕組み”を信じてる
とはいえ、いつも完璧ってわけじゃないんです。
たとえば実家に泊まりに行った日。
- 子どもは興奮して全然寝ない
- 夜中に何度も起きる
- 朝も早起きで、明らかに寝不足
いつもの環境と違うだけで、リズムって一気に崩れる。
だから、あらためて思いました。
夜泣きがある=子どもが悪いんじゃない。環境なんです。
そして、普段のリズムを保つことがどれだけ大事かも、こういう日だからこそ痛感します。
1人じゃ無理。“全員育児”でやってます
この生活リズム、1人じゃ絶対無理でした。
我が家は完全に“全員育児”です。
ママもパパも、それぞれが役割を分担して、日々連携して動いています。
なんなら、寝かしつけ専用の“ハンドサイン”まで作ってます。
声を出さなくても、アイコンタクトとジェスチャーで2人の子どもを同時に寝かせられる。
これが我が家の“無言の連携プレー”。
ここまでやってるの、ちょっと自慢してもいいですか?
夜泣きゼロ=育てやすい?いや、仕組んでます
「夜泣きないなんて育てやすいね〜」って言われます。
でも、そう思ってもらえるように、毎日めっちゃ仕組んでる。
育児って、努力が見えにくい。
だからこそ、“夜泣きゼロ”は誇っていいと思ってます。
だってそれ、親の作戦勝ちだから。
まとめ:夜泣きゼロは偶然じゃない、でも万能でもない
夜泣きに悩む人はたくさんいます。
そして、うちも1人目のときは黄昏泣きに苦しんでました。
でも、リズムを整えて、生活を固定して、夫婦で分担していけば、夜泣きは“減らせる”し、なくすこともできる。
これは特別な子どもじゃなくて、仕組みの問題。
もちろん、うまくいかない日もある。
でも、“夜の平和”は、きっと作れる。
だからこの記事が、誰かのヒントになれば嬉しいです。
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