「生後半年で育休復帰します」って人へ。こっちはようやくチュートリアル終わったとこです。

【育休復帰?まだ早い】夜泣きが焚き火ASMRに聞こえるようになってからが“本当の育児”

「生後半年で育休復帰です!」
そんな言葉を聞くたびに、心の中でこうつぶやいてしまう。

――いやいや、ここからが育児なんですけど?


目次

断乳=夜間ミルク当番の始まり

うちは生後半年で断乳を始めた。
つまり、夜間授乳が終わるということは――

夜中のミルク当番がスタートするってこと。

どちらかが起きて、ミルクを作って、飲ませて、寝かしつける。
これ、地味にハード。30分~1時間は軽く飛ぶ。

そんなタイミングでよく聞くのが、

「生後半年で育休復帰します!」

いやいや、ちょっと待って?
今からが育児の本番だって、誰か教えてあげて。

▼「たいきぱぱ」では、リアルな育児の話をまとめています


育児は“できるようになった瞬間”から本番

生後半年って、まさに
「赤ちゃんが“赤ちゃんっぽく”なくなってくる時期」

  • 寝返りで動き出す
  • 離乳食が始まる
  • なんでも口に入れる
  • 昼寝中も油断できない

つまり、親の“自由時間”は終焉を迎える。
むしろ、ここからが「はじまり」なんだ。


男は泣き声で起きられない?いや、違う。

よくSNSで見かける。

「男って、赤ちゃんの泣き声に気づかないよね」
「起こしても全然反応しないし…」

うん、正直、1人目のときは俺もそうだった。
夜中に泣いても、いつも先に起きるのは妻。

でも、数ヶ月経つと自然と泣き声で目が覚めるようになった。
2人目に至っては、もう最初から“鳴いたら起きる”体質になってた。

これは「聞こえるようになった」んじゃなくて、

「自分が起きるものだ」と思ってるかどうかの差。


そして今日も、作業用BGMが鳴り響く

ある日の夜。 仕事終わりの俺、疲労マックス。

次女(生後半年)が大泣き。
長女(1歳10ヶ月)はもう眠そう。
そんな状況で、俺も布団にゴロン。

……ん?

泣き声、なんか……焚き火の音みたい。

ASMRでよくある、あの「パチパチ」音。
なぜかそれと重なって聞こえてきた。

「これ、作業用BGMでは?」 と思いながら、ただ横で見てたら、

次女は泣き疲れて“気絶寝”。
俺はそのまま夢の世界へ。

もはやこれは、
育児脳の進化か、完全にバグった精神状態か。


育児脳と育休復帰はトレードオフかもしれない

生後半年って、たしかに社会的には
「育休明けの区切り」と言われがち。

でも、育児的には、まだチュートリアルが終わった段階

これから始まる夜泣き、イヤイヤ、離乳食の進み具合、 保育園準備、病院ラッシュ、事故防止…

ぜんぶ、ここから。

だから育休復帰のタイミングって、
「何ヶ月休んだから」じゃなくて、
「ここから本気で両立していけそうか?」で考えてもいいと思う。


そしてオチ:明日もまた、同じ夜

次女の泣き声をBGMに、 ぬるくなったミルクを振りながら思う。

「これ、明日もやるやつだわ」

泣いて、起きて、ミルク作って、飲ませて、 それでもまた泣いて、長女が起きて、深夜1時にリセット。

それでも、朝は来る。

育児は、ループ。
でも、たまにそのループにふっと笑える瞬間がある。

それが、なんかもう、
育児してるなぁ、って思える。


育休復帰? 半年で十分?

いやいや、こっちはようやく、
チュートリアル終わったとこですけど。

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