🚗 9:00 福山駅近くのホテルを出発
福山駅前から北へ。
道中はのどかな景色が広がり、
“福山って意外と広いんだな”と改めて感じる。
この時期の神石高原へ向かう道は、まるで紅葉ロード。
木々が赤や黄色に染まり、走っているだけで旅の気分が高まる。
フロントガラス越しに光が揺れて、
後部座席のチャイルドシートにも赤い影が落ちる。
家族の会話が一瞬だけ静かになって、季節の移ろいを感じる。
目的地は、家族にぴったりな自然とグルメの宝庫──神石高原町。
🍂 紅葉のグラデーションが、後部座席の子どもたちの会話を静かにする。
秋旅の醍醐味は、目的地までの“道そのもの”にある。
🏞️ 10:00 道の駅 さんわ182ステーション
ツーリング客にも人気の道の駅。
新鮮な野菜やジビエ、地元のスイーツが並び、
子どもたちは放牧されているヤギに興味津々。

時期によっては、なんと松茸が大特価で売られていることも。
店頭に並ぶと、ふわっと香るあの匂い。
思わず財布を開くパパが全国に続出。
こればかりは“運次第”だけど、出会えたらかなりラッキー。

少し歩けば「わんぱくトマトガーデン」。
広い芝生と小さな遊具、見上げれば高原の空。
パパも思わず「深呼吸したくなる」場所。

道の駅って、行くたびに“当たり”が違う。
だからこそ、旅のリピート理由になる。
🍽️ たいきミシュラン|福山市縦断ランチ2選
日々、福山市を走り回る営業マンたいきぱぱが、
「ここは何度でも行きたい」と思うランチを2つだけ紹介。
★ 峠の茶屋(神石高原町)
木造のレトロ建築、店内に並ぶ古本。
まるで小さな図書館のような空間。
おすすめは牛すじ煮込み定食(1,000円)。
煮込みのコクとやさしい味わいに、思わず顔がほころぶ。
もし余裕があれば、パパはもう一丁「トマト公園」へ。
ママとおばあちゃん達はコーヒーを飲みながら、
高原の風を感じる時間もおすすめ。
★ ラーメン中華 丈(だけ)
福山の中心部にある、地元サラリーマン御用達の中華食堂。
カウンターの奥では、寡黙な店主が黙々と鍋を振っている。
あっさり系のラーメンも人気だが、たいきぱぱの推しは炒飯。
香ばしさと懐かしさが同居する、正真正銘の“福山の昼飯”。
食べた瞬間、きっとこう思うはず。

「これなんですよ。」
たいきぱぱメモ:
“観光の途中”に寄るというより、
“この味を食べに行く”つもりでどうぞ。
道中の紅葉も、さらに美味しくしてくれます。
✈️ 13:30 とよまつ 紙ヒコーキタワー
道の駅さんわから約30分。
標高663m、世界で唯一、紙ヒコーキを飛ばすために建てられた建物。

展望台からは360度の絶景。
天気が良ければ大山や比婆山連峰まで見渡せる。
館内には紙ヒコーキの折り方や折り紙コーナーもあり、
管理人のおっちゃんが優しく教えてくれる。
子どもの方が上手に折れるかも。
高原の風に乗せて飛ばす紙ヒコーキ。
親も子も笑顔になれる時間。
よし、今日は子どもの体力を根こそぎ奪いましょう。
🌇 帰路 ― 紙ヒコーキを握ったまま
帰りの車では、子どもたちが紙ヒコーキを握ったまま夢の中。
助手席のママと目を合わせて、「楽しかったね」と小さく笑う。
道の駅でコーヒーを買ってひと休み。
神石高原をあとにして車は南へ。
🚗 16:00 福山コロナワールド到着
約1時間のドライブを終え、夕方に福山市内へ。
ちょうどお腹も空き始める時間。
駅近くの「福山コロナワールド」には、
映画・温泉・ボウリング・カラオケ・ゲームセンター。
世の中の娯楽のすべてがここに揃っています。
そして、ここには「ギザギザはっぱ遊びの王国」も。
館内のお食事亭で晩ごはんを済ませ、
そのまま温泉で汗を流して1日を締めるのも最高。
帰りの車内で、子どもの寝息とラジオの音が混ざる。
福山の夜景がフロントガラスににじんで見えた。
💬 たいきぱぱメモ
世界で唯一の建物と、世の中の娯楽が全部ある施設。
両極端なのに、どちらも福山らしい。
家族で過ごす一日は、派手じゃなくてもちゃんと特別。
今日も、福山の空はやさしい。


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